つながるか、はなれるか「我」
つながる「我」

「我」は、我は鋸の形です。
もと刃にぎざぎざのある鋸を意味する字であったが、一人称の代名詞「われ」として使うようになりました。
それで、我に代えて、のこぎりを意味する字として形声の字である鋸が作られました。
我が鋸の形であることは、義・羲が犠牲(いけにえ)として供えるために羊を我(のこぎり)で切る形であることから知られています。
義はいけにえとして神にささげるための羊、羲は犠牲の羊の後ろ足が垂れて残っている形です。
古い書には、はなれているものもあります。特に議・義の我に多くみられます。
我のある漢字 議4 義5 我6 餓 儀 犠