冂(ケイ)の中は?「属」
冂(ケイ)に虫の下が入って「属」

「属」のもとの字は屬にで、尾と蜀とを組み合わせた形です。
尾(ビ)は尾(お)をまっすぐ伸ばしている獣の形で、牝の獣、蜀は
牡の獣の形で、虫(キ)の部分が雄の性器の形です。
尾と蜀とを組み合わせて、牝牡相連なること、交尾することをいいます。
それで「つらなる、つづく、つなぐ」の意味となり、また「つく、ちかづく、まかす」の意味につかいます。
人にことをたのむことを嘱といいます。
「禹」のある(教育漢字) 属3 常用漢字では、嘱 があります。
冂のある漢字
尸「かばね・しかばね・しかばねかんむり」のある漢字