点があるか、ないか「博」
点がある「博」

「博」の音はフ(博の右旁)です。
フ(博の右旁)は根を包んだ苗木を手に持つ形で、苗木を土に植えることをいいます。
十はおそらく干(たて)の形で、博(う)つとよむべき字だとおもわれます。
金文に「ケンイン(北方族の名)を洛(川の名)の陽(北)にハク(干にフ(博の右旁))伐す」とあって、ハク(干にフ(博の右旁)の形に作る字もあります。
博・ハク(干にフ(博の右旁)は搏(はく・うつ、たたく)と同じ字であるとみてよい。
フ(博の右旁)に「ひろい、おおいに」の意味があり、博は「ひろい、ひろめる、おおきす、おおい」の意味につかいます。
ハク(竹冠に博)と通じて「すごろく、ばくち」の意味にもつかいます。
「専」のある漢字 専6 博4 薄 縛 簿 があります。