にている漢字「要」
ニシと亜「要」

「要」は、女子の腰骨の形で、「こし」をいいます。
「こし」は人体の枢要(もっとも大切であること)な部分であるから、「かなめ、すべる」の意味に使います。
「票」のもとの字は「ひょう」、シ(思の古字の上部)とキョク(臼の古字)と火とを組み合わせた形です。
ひょうは死者の頭部や死体を両手に持って焼く形で、その火の勢いによって屍(しかばね)が浮き上がることをいい、「とぶ、かるくあがる、ゆれうごく、はやい」の意味となります。
「標」の音は票。票は死体を両手に持って焼く形で、その火の勢いによって屍(しかばね)が浮き上がることをいう。木を付けて、木の梢などを標識として標示するしたり、標柱をたてたりするので、「しるし、しめす、はしら、たてる」の意味につかいます。
「価」のもとの字は價で、音は賈(か)。賈はものを売買するという意味の字であり、売買の「あたい、ねだん」、またものの「価値、ねうち」をいい、のち人の評価(価値を決めること)などにも使います。