にている漢字「便」
人べんと史のある「便」

「便」は、人と更とを組み合わせた形です。
更にかえる、あらためるの意味がある。
[説文]に「安んずるなり」とあり、鞭を手に持つ形であり、むちうちの意味となります。馬に乗って、むち打つことを馭といい、人にむちうって自由に便利に(都合良く)使うことを便といいます。
便宜・便乗・便船・便覧・簡便のように「たやすい、都合がよい」の意味に用いる。
また「たより」の意味に用い、便箋・郵便・といいます。
また、小便・大便・便器のように、「いばり、くそ」の意味にも使います。