つながるか、はなれるか「毎」
点がつながった「毎」

「毎」象形文字で、髪を結い髪飾りをつけた婦人の姿の形。
金文では「いそしむ」の意味に用いる。
「毎」は髪を結い髪飾りをつけた婦人の姿で、その髪飾りに手(又)をそえ、
髪飾りを整えて祭事に敏(いそし)むことを敏という。
「海・梅」は、音として使われています。中国簡化字では母を使っています。
「毒」は象形文字で多くの髪飾りをつけて祭りに奉仕する婦人の形です。多くの髪飾りを重ねることを毒といい「てあつい」の意味となります。毒薬の毒は「草冠の下に副(どく)」の音を借りた仮借の用法だと思われます。
「慣」の母(点点がつながって・カン)は、貝をとじて連ねた形です。