常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は少(しょう)。少は小さな貝を紐(ひも)で綴(つづ)った形で、散乱している小さな貝を集めて綴ることをいう。抄は小さなものをすくってとるような取り方をいい、「すくう・かすめる」の意味となる。また、「ぬきがきする・うつす」の意味に用いる。わが国では、室町時代の禅宗の僧らの講義の筆記録を抄物(しょうもの)といったが、初期口語の資料として貴重なものである。
そのほか
画 数
7画
部 首
てへん
音読み
しょう・呉音
そう(外)・漢音
訓読み
すく-う(外)
かすめとる(外)
うつ-す(外)
用例
抄出(しょうしゅつ)
抄本(しょうほん)
抄記(しょうき)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
書き写す
抄訳・抄録・手抄・詩抄
紙をすく
抄紙・抄造
注釈をつける
抄物
かすめとる
抄奪・抄掠
なかまのかんじ
扌のある漢字
小のある漢字
少のある漢字
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