常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は旬(じゅん)。旬は、徇(じゅん)の意味で、旬にめぐり従うの意味があり、徇に人に従うの意味がある。歹(がつ)はもとの形が𣦵で、死者の胸から上の残骨の形で、人がこれを拝む形が死である。主君・主人の死後、臣下の者があとを追って自殺すること、「おいじに」を殉、殉死といい、殉死者としい同時に埋葬されることを殉葬という。殷(いん)王の墓には、ときに幼い者を殉葬していることがあるが、それは王に精気を与えようとする意味をもつものであろう。のちには殉葬者に代えて、土偶(土で作った人形)などを使用した。
そのほか
画 数
10画
部 首
かばねへん
音読み
じゅん・呉音
しゅん(外)・漢音
訓読み
おいじに(外)
用例
殉情(じゅんじょう)
殉国(じゅんこく)
殉死(じゅんし)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
主人の死したがう
殉死・殉葬
身をささげる
殉教・殉職・殉難
なかまのかんじ
歹のある漢字
死3
列3
残4
例4
殊
殉
殖
葬
烈
裂
勹のある漢字
日のある漢字
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