常用漢字
書き順
なりたち
会意 もとの字は獸に作りで、嘼(きゅう)と犬とを組み合わせた形。嘼の上部は單(単)で、二本の羽根飾りのついた楕円(だえん)形の盾の形で狩猟の時に使用した。下部の口は、
さい(神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)で、狩猟に先立って行う、狩猟の成功を祈る儀式を嘼という。これに猟犬の犬を加えて獸となり、狩りの意味に用いる。獣が狩のもとの字で,甲骨文では獣を、「かり」の意味に使っている。のち捕らえられた「えもの、けもの」という字となり、「かり・かりする」の意味には形声の字の狩が作られた。
そのほか
画 数
16画
部 首
いぬ
音読み
しゅ(外)・呉音
しゅう(外)・漢音
じゅう・慣用音
訓読み
けもの
けだもの(外)
用例
獣医(じゅうい)
野獣(やじゅう)
獣皮(じゅうひ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
けもの
海獣・鳥獣・百獣・猛獣
けもののような
獣行・獣心・獣欲
なかまのかんじ
武器に由来する漢字
口のある漢字
ツのある漢字
田のある漢字
ナのある漢字
大のある漢字
犬のある漢字
犬1
然4
状5
燃5
嗅
献
獄
獣
伏
黙
m