常用漢字
書き順
なりたち
会意 もとの字は歰(じゅう)に作り、両足が左右向かい合う形。止は趾(あしあと)の形で、足の意味。点をつけた刀は止を逆(さか)さまにした形。歰はそろえた足が向かい合って、前に進むことができないので渋滞(とどこおって進行しないこと。しぶること)の意味となる。澁は水のために進みにくいことをいう。「しぶる」の意味をものの味の上に移して、喉(のど)を通りにくいような「しぶい」味の意味に用いる。国語では、「しぶ」とよみ、柿(かき)の渋(しぶ)のようにいう。
そのほか
画 数
11画
部 首
さんずい
音読み
しゅう(外)・呉音
そう(外)・漢音
じゅう・慣用音
訓読み
しぶ
しぶ-い
しぶ-る
用例
脱渋(だつじゅう)
渋口(しぶくち)
羞渋(しゅうじゅう)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
はじる。はじ
渋滞・晦渋・難渋
にがにがしい
渋面・苦渋
しぶい味
渋柿・渋紙・渋渋・茶渋
なかまのかんじ
人体に由来する漢字
氵のある漢字
卜のある漢字
止のある漢字
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