常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は需(じゅ)。需は雨と而(じ・頭髪を切って髷(まげ)のない人の形)とを組み合わせた形で、巫祝(ふしゅく・神に仕える人)をいう。ひでりのとき、巫祝が雨乞いすることを需といい、雨を需(もと)め、需(ま)つの意味となる。その雨乞いする巫祝を需という。儒者の古い姿は、雨乞いに従事する下級の巫祝であり、裕福な家の葬儀をあてにする、葬儀屋であった。そのような階層の出身である孔子は普遍的な人間の道を求めて大成して、儒教・儒教を開いた。儒はその意味に使われることが多い。
そのほか
画 数
16画
部 首
にんべん
音読み
にゅう(外)・呉音
じゅ・漢音
訓読み
-
用例
儒祭(じゅさい)
儒道(じゅどう)
儒家(じゅか)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
孔子の教え
儒者・儒学・儒教・儒教
学者。先生
大儒・老儒・俗儒・碩儒
こびと
侏儒
なかまのかんじ
イのある漢字
冂のある漢字
雨のある漢字
而のある漢字
需
儒
耐
端
m