書き順
なりたち
 形声 音符は者(しゃ)。「説文」では䰜(れき)の上に音の者を加えた形とし、䰜という釜(かま)で物を煮るの意味であるとする。庶(しょ)は、厨房(ちゅうぼう・台所)の屋根(广・げん)の下に廿(じゅう・鍋の形)を据(す)えて、下から火(灬)を加える形で、にるの意味となる。庶が「にる、ゆでる」の意味のもとの字である。者は邪霊を祓(はら)うお札(ふだ)を埋めたお土居(どい・土の垣)であるから、火を加えて煮炊(にた)きするものではなく、煮は料理と関係ない字である。煮(しゃ)と庶(しょ)とは音が近いために、字形の上で両者が交替して使われるという誤りを犯しているのである。遮はさえぎるの意味に用いるが、煮炊きする意味の庶の字を要素としているのは誤りである。集落に侵入する物をさえぎるには、さえぎる働きをするお土居によらなければならないから、者を要素とする字を用いるべきである。煮と庶を混同し、誤って用いることは古くから行われていたようであり、金文においても混同されている。にるの意味の字としては、「説文」の字(※篆文②)は使用されず、煮の字が用いられている。
そのほか
画 数 12画
部 首 れんが・れっか
音読み しょ(外)・呉音
しょ(外)・漢音
しゃ・慣用音
訓読み に-る
に-える
に-やす
用例 煮沸(しゃふつ)
煮粥(しゃしゅく)
煮塩(しゃえん)


なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
土のある漢字
耂のある漢字
日のある漢字
者のある漢字
者3 暑3 都3 署6 諸6 著6
心のある漢字