書き順
なりたち
 会意 甲骨文字、金文の字形は、大と矢とを組み合わせた形。大は手足を広げて立つ人を正面から見た形であるから、人が脇の下に矢を受けた形で、矢の傷をいう。のち大を疒(だく・牀(とこ)の上に人が病気で寝ている形)に改め、病牀(びょうしょう)にある人の形とした。それで、疾は矢創(やきず)から、すべての、「病気・やまい」の意味となり、疾病(しっぺい・病気)という。病はもと、「疾(やまい)病(へい)なり」のように、病気の重いことをいった。病気の意味から、疾視(にくしみの目で見る)・疾妬(しっと・うらんだり、にくんだりすること)のように、「にくむ・うらむ」の意味となり、また疾風(しっぷう・はげしく吹く風)のように「はやい」の意味に用いる。
そのほか
画 数 10画
部 首 やまいだれ
音読み じち(外)・呉音
しつ・漢音
訓読み やまい(外)
はや-い(外)
用例 疾悪(しつお)
疾患(しっかん)
眼疾(がんしつ)


なかまのかんじ

疒のある漢字
矢のある漢字