書き順
なりたち
 会意 手と𡿪(れつ)とを組み合わせた形。𡿪は人の首を切り、頭髪の残っている頭骨の形。拶はその頭骨を手で拾い取るという意味の字であるかと思われるが、古い字形が知られず、もとの意味は明らかでない。唐(とう)代(七世紀~十世紀)以後に用例のみえる字で、韓愈(かんゆ)の「辛卯(しんぼう)の年(八一一年)、雪ふる」の詩に「排拶」の語があり、後ろから「せまる」という意味に用いているのが最も古い用法である。拶指とは指攻(ゆびぜ)めの刑具で、力を加えておし攻める意味に用いる。挨(あい)にうつ、おす意味があり、挨拶はおおぜいの人が他人をおしのけて前に進み出ようとおしあうことをいい、国語では、社交的・儀礼的なことばの意味に用いる。禅宗では、一問一答して相手の僧の悟りの程度を試すことを一挨一拶という。
そのほか
画 数 9画
部 首 てへん
音読み さち(外)・呉音
さつ・漢音
訓読み せまる(外)
用例 挨拶(あいさつ)
一拶(いっさつ)
排拶(はいさつ)


なかまのかんじ

扌のある漢字
巛のある漢字  巣4 災5
夕のある漢字