書き順
なりたち
 会意 もとの字は黍(しょ)と曰(えつ)とを組み合わせた形。黍はきび、曰は さい(神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)の中に祝詞が入っている形。黍をすすめ、祝詞を奏して神に祈るの意味であろう。古い書物の「書経」に黍稷(しょしょく・もちきび・うるちきび)などの芳(かんば)しい香りは神の心を動かすとある。それで神を祭るときには、鬯酒(ちょうしゅ・香りをつけた酒)を供えたり、犬を焼いてそのにおいを天に昇らせたりした。香は黍の芳しいかおりをすすめて神に祈る字で、「かおり・か・かおる・におい・よいにおい・かんばしい」の意味となる。香りを嗜(たしな)むことは高雅な嗜みとされたので高雅なものにたとえて香魂(美人の霊魂)・香夢(美しい花などの夢)のようにいう。
そのほか
学 年 4年
画 数 9画
部 首 かおり
音読み こう(中)・呉音
きょう(高)・漢音
訓読み
かお-り
かお-る
用例 香気(こうき)
残香(ざんこう)
香車(きょうしゃ)


漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
よいにおいがする 香水・香草・香味・芳香
こう 香道 ・焼香・線香・聞香
将棋の駒の一 香車
なかまのかんじ

都道府県の漢字
禾のある漢字
日のある漢字