常用漢字
教育漢字
6年
書き順
なりたち
象形 手足を折り曲げている死者の骨の形。それで「しぬ」の意味となる。亡は屈肢葬の形、あるいは草の間で白骨化した屍(しかばね)ともみられ、その屍になお頭髪が残っている形がコウ(荒の草冠のない字)で、巟(こう)が草野にうち棄てられている状態を荒という。亡命(戸籍を抜けて逃げること。国外に逃亡すること)のように、「にげる」の意味に用い、また亡絶・滅亡(滅びること)のように「ほろびる」の意味に用いる。「ない、なし」の意味は、その音を借りる仮借の用法である。无(む・ない、なし)は亡の異体の字である。
そのほか
学 年
6年
画 数
3画
部 首
なべぶた
音読み
もう(高)・呉音
ぼう・漢音
訓読み
な-い(高)
用例
亡失(ぼうしつ)
興亡(こうぼう)
亡者(もうじゃ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
ほろびる
亡国・興亡
うしなう
亡国・焼亡・衰亡・存亡
死ぬ
亡妻・亡父・亡霊・死亡
にげる
亡命・亡羊・逃亡・流亡
なかまのかんじ
人体に由来する漢字
亠のある漢字
亡のある漢字
望4
亡6
忘6
慌
荒
忙
妄
盲
網
氵のある漢字
亡-光村図書161.東京書籍068.教育出版下018