常用漢字
教育漢字
6年
書き順
なりたち
形声 音符は忍(にん)。「説文」に「訒(にん)は頓(なや)むなり」とあり、「説文」や「広雅」などの古い辞書にはもとの訒はあるが、認の字はまだみえない。「三国志」に、牧が自分で開墾した二十余畝(ほ)の田に稲が実るころ、「縣民(けんみん)に之(こ)れを識認するもの有り」とあり、そこで牧は実った稲を県民に与えたという話がのっている。認識とは。その稲の所有権を主張するの意味に使っている。他にも認を所有権を主張するの意味に使っている例がある。のちその主張を「みとめる」の意味に使うようになった。
そのほか
学 年
6年
画 数
14画
部 首
ごんべん
音読み
にょう(外)、にん(中)・呉音
じょう(外)、じん(外)・漢音
訓読み
みと-める
用例
認可(にんか)
承認(しょうにん)
容認(ようにん)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
見きわめる
認識・確認・誤認・視認
承知する
認定・公認・信認・是認
したためる
認める
「認め印」の略
認(みとめ)め
なかまのかんじ
口のある漢字
言のある漢字
刀のある漢字
刃のある漢字
認6
刃
忍
心のある漢字
認-光村図書022.東京書籍160.教育出版下089