常用漢字
教育漢字
6年
書き順
なりたち
形声 音符は者(しゃ)。者に楮(ちょ・こうぞ)・箸(ちょ・はし)の音がある。者は外部からの侵入者から集落を守るためのお土居(どい・土の垣)で、お土居の中の各所にまじないのお札のように曰(エツ・書)が埋められている。それは曰(書)によって、侵入者を防ぐ呪力(じゅりょく・まじないの力)をお土居に附着させる(くっつける)ことができると考えられたからである。それで著は「つく、つける」の意味となる。その呪力が顕著(いちじるしいこと)であり、著明(あきらかなこと)であるから「いちじるしい、あきらか」の意味となり、あきらかにすることから「かきしるす、あらわす」の意味となる。着(ちゃく)は著とも同じ字であるが、着は俗字で、両字は使用する習慣が異なる。着は「きる、身につける、つく、いたる」の意味に用いる。
そのほか
学 年
6年
画 数
11画
部 首
くさかんむり
音読み
ちょ・呉音
ちょ・漢音
訓読み
あらわ-す(中)
いちじる-しい(中)
用例
著作(ちょさく)
著者(ちょしゃ)
著名(ちょめい)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
書きつける
著作・著者・共著・著述
あらわした書物
新著・名著・旧著・高著
いちじるしい
著名・著聞・顕著・著効
つく・つける
著心・著到
なかまのかんじ
艹のある漢字
土のある漢字
耂のある漢字
日のある漢字
者のある漢字
者3
暑3
都3
署6
諸6
著6
煮
緒
賭
箸
著-光村図書152.東京書籍068.教育出版下107