書き順  
なりたち
 形声 音符は中(ちゅう)。「説文」に「敬(つつし)むなり」とあり、心を尽くすの意味とする。甲骨文字の中の旗竿(はたざお)の上部と下部に吹き流しをつけた中軍の旗の形であるから、心を尽くすとは心を支配するという意味をも含むとみてよい。「心を尽くす、まごころ、まこと、ただしい、つつしむ」などの意味に用いる。「論語」には忠信(まごころをつくすこと)・忠恕(まこと、思いやり、自分の良心に忠実であることと、他人に対して思いやり深いこと)などの語があるが、忠君(主君のためにつくす)という語はなく、君のためにつくすというのはのちに生まれた意味である。戦国時代(紀元前四世紀から前三世紀)の義士の出現によって、忠義(主君や国家のために尽くす)という観念が成立したとみられる。
そのほか
・忠・忠・忠/
学 年 6年
画 数 8画
部 首 こころ
音読み ちゅう・呉音
ちゅう・漢音
訓読み まごころ(外)
用例 忠勤(ちゅうきん)
忠君(ちゅうくん)
忠孝(ちゅうこう)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
誠意を尽くす 忠言・忠告・忠実・忠愛
国家などに尽くす 忠義・誠忠・不忠・忠臣
なかまのかんじ

中のある漢字
中1 虫1 仲4 遺6 貴6 忠6
心のある漢字