書き順  
なりたち
 会意 もとの字は譱(ぜん)に作り、羊と誩(きょうとを組み合わせた形。羊は神判(しんぱん・神が裁く裁判)に用いる解廌(かいたい)とよばれる羊に似た神聖な獣。誩は両言。言はさい(神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)の上に辛(刑罰として入れ墨をするときに使う大きな針の形)を置き、もし誓約を守らないときは、この針で入れ墨の刑罰を受けますと誓う神への誓いの言葉である。誩は神判に当たって神に誓いをたてた原告と被告で、譱は原告と被告が解廌の前で神判を受け、善否を決することを示す。譱(善)は解廌を中心に、原告・被告の誓いの言葉をしるした字で、裁判用語であったが、のち神の意思にかなうことを善といい、「よい、ただしい」の意味となる。また、「すくれる、たくみな、したしむ」などの意味に用いる。
そのほか
学 年 6年
画 数 12画
部 首 くち
音読み ぜん・呉音
せん(外)・漢音
訓読み よ-い
用例 善良(ぜんりょう)
最善( (さい) ぜん)
改善(かいぜん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
よい・正しい 善行・善意・善行・独善
よくする・うまく 善処・善戦・善後策 
仲良くする 善隣・親善
なかまのかんじ

程度の漢字
羊のある漢字
口のある漢字
善のある漢字