書き順  
なりたち
 会意 もとの字は王のところが壬で、耳と口と壬とを組み合わせた形。壬はつま先で立つ人を横から見た形。口は さいで、神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形。壬の上に大きな耳の形をかいて、聞くという耳の働きを強調した形である。古代の人は耳には、かすかな音で示される神の声を聞く働きがあると考えたのである。祝詞を唱え、つま先立って神に祈り、神の声、神の啓示(お告げ)を聞くことができる人を聖といい、聖職者の意味となる。神の声を聡(さと)く理解することを聡(そう・さとい)といい、神の声を聞いて心に暁(さと)ることを聴いう。もと聖職者の意味であった聖は、儒教によって最高の人格とされて、「ひじり(知識・徳望の最もすぐれた人)」の意味となる。また「さとい」の意味や天子の意味、天子に関して敬語としてそえる語として用いる。
そのほか
学 年 6年
画 数 13画
部 首 みみ、みみへん
音読み しょう(外)・呉音
せい・漢音
訓読み ひじり
用例 聖訓(せいくん)
聖堂(せいどう)
聖節(せいせつ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
理想的人物 聖賢・聖人・先聖・大聖
その道に秀でた人 歌聖・画聖・楽聖・詩聖
けがれがない 聖域・聖火・神聖
キリスト教の事柄 聖書・聖夜・聖霊・聖餐
仏教で、高徳の僧 聖人 (しょうにん) 
天子に関すること 聖業・聖徳・聖算・聖断
なかまのかんじ

耳のある漢字
口のある漢字
玉 王のある漢字