常用漢字
教育漢字
6年
書き順
なりたち
形声 音符は𢦏(さい)。𢦏は戈(ほこ)が作られたときその刃の上に才(神聖な標(しるし))をつける形で、ものを祓(はら)い清め、ことを始めるという意味がある。はじめて布を裁(た)つ(衣服を作るために布を切り揃える)ことを裁という。裁ち合わせて衣服とするので、裁制(作ること)・裁察(物事を処理すること)のように、「きりもりする、さばく、きめる」の意味があり、裁決(裁いて申し渡すこと)・裁断(事がらのよしあしをはっきりと決めること)のように用いる。
そのほか
学 年
6年
画 数
12画
部 首
ころもへん
音読み
ざい(外)・呉音
さい・漢音
訓読み
た-つ(中)、さば-く
用例
裁定(さいてい)
決裁(けっさい)
裁可(さいか)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
布を断ち切る
裁断・和裁
さばく・処理する
裁決・裁判・仲裁・独裁
ようす・外見
体裁
裁縫のこと
洋裁・和裁
「裁判所」の略
家裁・高裁
なかまのかんじ
武器に由来する漢字
十のある漢字
土のある漢字
戈のある漢字
𢦏のある漢字
裁6
栽
載
繊
戴
亠のある漢字
衣のある漢字
裁-光村図書037.東京書籍181.教育出版上081