書き順  
なりたち
 形声 音符は坐(ざ)。坐は土主(土地の神様)の左右に人が座る形。土主の前に二人が坐(すわ)るのは裁判を受けるためで、当事者として裁判の席に連なることを坐という。それで他人の罪に対して処罰されることを連坐・連座という。裁判を受けるために土主の前に坐ることから、坐は「すわる」の意味となる。裁判は神社で行われたが、祖先の霊を祭る廟で行われることもあったので、广(げん・廟の屋根の形)を加えて座となった。座は土地の神の前で裁判が行われることをいうから、もと神の座のいみであり、わが国では、神や仏像などの数を数えるのに一座、二座のようにいう。わが国の中世では、寺院や神社などの保護を受けて活動した同業者の組合を座といい、油座(あぶらざ)などがあった。いま坐は「すわる」の意味に、座は「ざせき、ざしき」の意味に用いる。国語では坐に代用して、座を「すわる」とよむ。
そのほか
学 年 6年
画 数 10画
部 首 まだれ
音読み ざ・呉音
さ(外)・漢音
訓読み すわ-る(中)
用例 座席(ざせき)
座右(ざゆう)
正座(せいざ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
会合の席 満座・王座・末座・上座
すわる 座業・静座
物を置く台 台座・砲座
星の集まり 星座・大熊座
神体を置く所 遷座・鎮座
中世の商工業組合 材木座
貨幣を鋳造した所 金座・銀座
興行場所、団体 座員・一座・前座
います・尊敬語 御座います
高い山の数 奥三河三座
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
天体の漢字
广のある漢字
人のある漢字
土のある漢字
坐のある漢字  座6