常用漢字
教育漢字
6年
書き順
なりたち
形声 音符は亥(がい)。亥は骸(がい・なきがら)・核(かく・たね)の字からも知られるように、骨骼(こっかく)のあらわれるようなもの形のものをいう。亥はもと獣の形であるから、獣の死体を刀(刂・りっとう)を使って切り解く、「きざむ」ことをいう字であろう。獣の死体を刻剥(こくはく・皮や肉を削り取る。しいたげる)ことから、「きびしい、むごい」の意味となる。また器にきざんで時を計るので、「とき(時刻)」の意味に用いる。
そのほか
学 年
6年
画 数
8画
部 首
りっとう
音読み
こく・呉音
こく・漢音
訓読み
きざ-む
用例
時刻(じこく)
定刻(ていこく)
初刻(しょこく)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
きざむ・ほりつけ
刻印・彫刻・陰刻・篆刻
書物を刊行する
板刻・復刻・覆刻・翻刻
むごい・ひどい
刻苦・刻薄・深刻
水時計のきざみ目
漏刻
とき・時間
刻限・先刻・即刻・遅刻
昔の時間の単位
下刻・上刻・午の刻
なかまのかんじ
亠のある漢字
亥のある漢字
刻6
劾
該
骸
核
刂のある漢字
刻-光村図書050.東京書籍039.教育出版上039