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なりたち
 会意 𨸏(ふ・阝)と夅(こう)とを組み合わせた形。𨸏はもと とかき、天上の神が陟(のぼ)り降りするときに使う神の梯(はしご)の形。夅(こう)は下向きの左右の足あとを上下に並べた形で、くだるの意味を示す。神が神梯(しんてい)を降(くだ)ることを降といい、神仏が天上から地上に降りてくることを降臨という。中国では神が天上におり、この神梯によって陟り降りすると考えられた。わが国の神話にも、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫が高天原(たかまがはら・天上の国)から筑紫(つくし)の日向(ひゅうが・宮崎)の高千穂峰(たかちほのみね)に降りてきたことがわが国の始めであるという天孫降臨の話がある。降は神が「くだる」というのがもとの意味であったが、高所から「くだる、くだす、おりね、ふる」ことを降というようにようになり、のち敵に負けて従うことを降参・降伏・降服という。
そのほか
学 年 6年
画 数 10画
部 首 こざとへん
音読み ごう・呉音
こう・呉音、漢音
訓読み お-りる、お-ろす
ふ-る
用例 登降(とうこう)
以降(いこう)
降服(ごうぶく)

漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
おりる・くだる 降下・滑降
空からふる 降雨・降雪
位などをさげる 降格・降給
負けて従う 降参・降伏・投降
その時からあと 以降
悪魔を従える 降伏・降魔
なかまのかんじ

阝のある漢字
夂のある漢字
二のある漢字