書き順  
なりたち
 形声 音は肙(えん)。肙(えん)に涓(けん・しずく)・埍(けん・土なべ)の音がある。「説文」に「繒(きぬ)の麥䅌(ばくけん)の色の如(ごと)きものなり」とあって、麦わらの浅黄(あさぎ)色で光沢のあるのと似ている絹であるというから、これは黄色の絹をいう字である。「きぬ」の意味に用いる。肙(えん)は蚕(かいこ)のような虫が口を開けている形で、おそらく蚕がその糸を吐く形を写したものであろう。甲骨文字に桑の葉の上に蚕の形を加えている字があり、三千数百年前の殷(いん)の時代に養蚕(ようさん)が行われ、絹が作られていたことが知られている。絹は東アジアの特産物であった。
そのほか
学 年 6年
画 数 13画
部 首 いとへん
音読み けん(高)・呉音
けん(高)・漢音
訓読み きぬ
用例 絹糸(けんし)
正絹(しょうけん)
絹雲(けんうん)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
きぬ 純絹・人絹・素絹・絹布
なかまのかんじ

小のある漢字
糸のある漢字
口のある漢字
月のある漢字