常用漢字
教育漢字
6年
書き順
なりたち
形声 音符は匈(きょう)。匈が胸のもとの字であった。匈は人の胸に×形の文身(ぶんしん・一時的にかく入れ墨)を加えた形。人が死亡すると悪い霊がその死体にはいりこまないように朱色で×形の文身をかいて呪禁(じゅきん・まじない)した。その字は凶で、それに人の全身から横を見た形の勹(ほう)を加えて匈となり、さらに 身体の部分である意味の月(にくづき・肉)を加えて胸となった。凶は「わるい、わるいこと」、匈・胸は「むね」の意味である。
そのほか
学 年
6年
画 数
10画
部 首
にくづき
音読み
く・呉音
きょう・漢音
訓読み
むね、むな(中)
用例
胸中(きょうちゅう)
胸部(きょうぶ)
胸囲(きょうい)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
むね
胸骨・胸壁・胸郭・気胸
胸のうち・心
度胸・胸襟・胸底・胸裏
なかまのかんじ
人体の漢字
月のある漢字
勹のある漢字
凵のある漢字
凶のある漢字
胸6
脳6
凶
悩
璃
離
胸-光村図書086.東京書籍171.教育出版上030