書き順  
なりたち
 会意 もとの字は卷。釆(べん)と廾(きょう)と㔾(はん)とを組み合わせた形。釆(爪(つめ)を含む獣の掌(てのひら)の皮)を両手(廾)で㔾の形(人がうつぶせに伏している形)に捲(ま)きこむの意味で「まく、まがる」の意味となる。その捲きこむ動作を捲(まく)といい、捲きこむように後ろをかえりみることを眷(けん・かえりみる)という。ものに倦(あ)いて姿勢を崩すことは、惓(けん・ねんごろ)・倦(けん・つかれる)という。古くは文書を皮や帛(きぬ)に書いて巻いて一遍としたので、文書・書物を書巻(しょかん)という。文書を紙などに書くようになっても、書物の冊数や一冊の中の区分を巻をつけていう。
そのほか
学 年 6年
画 数 9画
部 首 おのれ
音読み かん・呉音
けん・漢音
訓読み まき、ま-く
用例 全巻(ぜんかん)
開巻(かいかん)
圧巻(あっかん)
漢字の意味、意義、熟語
意 味 ことば
まく・とりまく 巻雲・席巻・巻懐
まきもの 巻軸・経巻・巻子本
書物 巻頭・別巻・巻末・書巻
書物を数える語 万巻・一巻
捲 (けん) と通用 巻雲・巻土重来
なかまのかんじ

己のある漢字
二のある漢字