常用漢字
教育漢字
6年
書き順
なりたち
仮借 我は鋸(のこぎり)の形。もと刃にぎざぎざのある鋸を意味する字であったが、一人称の代名詞「われ」として使うようになった。それで、我に代えて、のこぎりを意味する字として形声の字である鋸(きょ)が作られた。我が鋸の形であることは、義・羲が犠牲(いけにえ)として供えるために羊を我(のこぎり)で切る形であることから知られる。義はいけにえとして神にささげるための羊、羲は犠牲の羊の後ろ足が垂れて残っている形である。代名詞にはそれを示す適確な方法がなく、すべてその音を借りる仮借(かしゃ)の用法である。
そのほか
学 年
6年
画 数
7画
部 首
ほこ、ほこづくり
音読み
が(中)・呉音
が(中)・漢音
訓読み
われ、わ(中)
用例
没我(ぼつが)
自我(じが)
無我(むが)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
自分・自己
我田引水・彼我・没我
自分本位
我意・我利・我流・我見
インド哲学で自我
大我
なかまのかんじ
道具に由来する漢字
戈のある漢字
我のある漢字
議4
義5
我6
餓
儀
犠
我-光村図書036.東京書籍230.教育出版上081