常用漢字
書き順
なりたち
象形 亀の甲の形。亀の腹の甲羅には縦に貫く縫線(ほうせん)があり、これと交わる横の縫線がある。最も古い形は縫線の交わる十の形である。のちに亀の甲羅の上半分の輪郭を加えて甲の形となった。亀が堅い甲羅をつけているように、鎧で武装することを甲といい、兜をかぶることも甲という。それで甲は、「よろい・かぶと」の意味となる。甲は十干の第一であるから、「きのえ・第一・首位」の意味となる。
そのほか
画 数
5画
部 首
こへん
音読み
きょう(外)・呉音
こう・漢音
かん・慣用音
訓読み
きのえ(外)
用例
亀甲(きっこう)
甲声(かんごえ)
甲板(かんぱん)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
外側をおおうから
指甲・甲殻・甲羅・装甲
きのえ
甲子・華甲
等級の第一位名
甲種・甲乙
よろい
甲冑
声の調子の高い
甲高い
甲斐の国の略
甲州・甲信越
なかまのかんじ
田のある漢字
甲のある漢字
押
愚
偶
遇
隅
甲
岬
m