書き順
なりたち
 象形 糸たばを拗(ね)じった形。白色の糸たばを拗じって染め汁の入った鍋に漬(つ)けて染め、黒糸になった糸で、玄は、「くろ」の意味となる。「説文」に、「幽遠なり」というのは、黒くて赤味のあるその染色が、色感として奥深いものを感じさせるからであろう。赤黒い色彩の感覚が理念化されて幽玄(奥深いこと)となり、玄は、「奥深い、ふかい、しずか」の意味となる。「周礼」という古い書物に、染汁に三度漬けると纁(くん・うす赤)、七度つけると緇(し・黒)の色になるとある。玄は緇に近い赤みがかった黒色で、六度漬けたものであろう。糸たばの端をくくった部分は素(もと)の白色であるので素(しろ)という。
 
そのほか
画 数 5画
部 首 げん
音読み げん・呉音
けん(外)・漢音
訓読み くろ(外)
ふか-い(外)
しず-か(外)
用例 玄関(げんかん)
玄米(げんまい)
玄夜(げんや)


なかまのかんじ

道具に由来する漢字
亠のある漢字
幺のある漢字
玄のある漢字  率5