書き順
なりたち
 形声 音はけん(下図)。古くは軍が出征するとき、軍社で肉を供えて戦勝祈願の祭りをし、その祭りの肉の大きな塊(下図・𠂤、脤肉(しんにく))を捧げ持って出発した。𠂤には軍の守護霊が移されていると考えたのである。けん(下図)は、𠂤を両手で捧げ、?肉を携えて行動する軍が駐屯するときは、𠂤の前に神聖な目印として立てて、し(駐屯地)といい、建物の中に𠂤を安置するときは、建物の屋根の形である宀(べん)を加えて官(つかさ)という。軍が行動するときには必ず?肉を携えて行動するときには、?肉を切り分けて与えた。血止めのついた刀で?肉を切り取ることを師といい、切り取る権限を与えられている者を師(軍官、将軍)という。けん(下図)に歩くという意味の辵(ちゃく・辶、辶)を加えた遣は、軍を「つかわす、派遣する」というのがもとの意味であるが、のち、軍以外のすべてについても、「つかわす」の意味に使い、さらに贈る、棄(す)てるの意味にも意味にも使う。国語では「つかう」とよみ、気を遣う・金を遣う、小遣いのようにいう。
けん    脤肉
そのほか
画 数 13画
部 首 しんにょう
音読み けん・呉音
けん・漢音
訓読み つか-う
つか-わす
や-る(外)
用例 先遣(せんけん)
消遣(しょうけん)
派遣(はけん)


なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
中のある漢字 
中1 虫1 仲4 遺6 貴6 忠6
辶のある漢字