書き順
なりたち
 会意 もとの字は獻で、鬳(けん)と犬とを組み合わせた形。「説文」や古い書物には、献は祭祀(さいし・祭り)のとき犬を羹(あつもの・熱い吸い物)として捧(ささ)げるの意味である。建物が完成したり祭器が作られたとき、犬牲(いけにえの犬)を用いて清めたのである。京が完成すると犬牲の血を注いで落成式をすることを就といい、就は成就(じょうじゅ・できあがる)するの意味である。この例からいえば、獻は鬲(れき・鼎)形の器を祭器として使用するために犬牲で清める儀式をいうのであろう。祭祀の時に、神に捧げるお供え物を入れる祭器は、犠牲の犬や鶏の血で清められた。犬牲で清められた鬲形の器を献といい、神に供え捧げるものを入れる器であるから、献は「たてまつる・ささげる・すすめる」の意味となる。
そのほか
画 数 13画
部 首 いぬ
音読み こん・呉音
けん・漢音
訓読み たてまつ-る(外)
ささ-げる(外)
用例 献上(けんじょう)
献金(けんきん)
献立(こんだて))


なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
十のある漢字
冂のある漢字
南のある漢字  南2
ナのある漢字
大のある漢字
犬のある漢字
犬1 然4 状5 燃5