常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は兼(けん)。兼は、二本の禾(か・いね)を併せて手に持つ形。一本の禾を手に持つ形は秉(へい・とる)。二本あわせ持つということは、一本の禾のみを秉(と)るのに比べて、不充分・不満足であるとする意味があるのであろう。嗛(けん)・歉(けん)はいずれも心に満足せず、あきたらぬと言う意味の字である。不満足である。あきたらぬの意味を人間関係に移して嫌という。それで嫌は人を「きらう」の意味となる。
そのほか
画 数
13画
部 首
おんなへん
音読み
げん・呉音
けん・漢音
訓読み
きら-う
いや
用例
嫌悪(けんお)
嫌忌(けんき)
機嫌(きげん)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
きらう。にくむ
嫌煙・嫌厭・嫌気代謝
うたがわしい
嫌疑
なかまのかんじ
女のある漢字
兼のある漢字
鎌
兼
嫌
謙
廉
m