常用漢字
教育漢字
5年
書き順
なりたち
会意 日と獣の死骸(しがい)の形とを組み合わせた形。獣の死骸が太陽にさらされている形で、「さらす」の意味となり、さらけだすことから、「あばく」の意味となる。強い日照(ひで)りにさらされて、死骸がたちまち分解して骨があらわになることから、「たちまち、にわか、あらわれる」の意味に用いる。暴が暴虐(心が粗く、人を苦しめること)・乱暴(荒々しい行いをすること)のように、「あらい」の意味に用いられるようになって、「さらす」の意味の字としてさらに日を加えた曝(ばく)が使われるようになった。国語では「あばれる」とよみ、町の中で暴れる、暴れん坊のようにいう。
そのほか
学 年
5年
画 数
15画
部 首
ひ
音読み
ぼう・呉音
ばく(中)・慣用音
訓読み
あば-れる、あば-く(高)
用例
暴力(ぼうりょく)
暴動(ぼうどう)
横暴(おうぼう)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
激しく荒々しい
乱暴・暴言・暴行・暴風
度を過ごす
暴飲・暴食・暴利
だしぬけに
暴発・暴落
素手で打つ
暴虎馮河
日光にさらす
一暴十寒
あばく
暴露
曝 (ばく)と通用
一暴十寒・暴露
なかまのかんじ
日のある漢字
八のある漢字
共のある漢字
氺のある漢字
暴のある漢字
暴5
爆
暴-光村図書079.東京書籍254.教育出版下085