書き順  
なりたち
 形声 もとの字はふ(下図・父に巾)に作り、音符は父(ふ)。「説文」に「枲(あさ)の 織(おりもの)なり」とあり、麻で織った「ぬの」をいう。古くは木綿がなく、麻が織物の主要原料であった。木綿は南方が原産であるので、のちに移入されたのである。中国古代には青銅製の貨幣のひとつに農具の鋤(すき)の形をした布銭あった。「詩経」に「布(ふ)を抱(いだ)きて絲(いと)を貿(か)う」(布をかかえて来て絹糸を買う)とあり、そのような行商人がいた。敷と通じて「しく、ひろげる、つらねる」の意味に用いる。
もとの字
そのほか
学 年 5年
画 数 5画
部 首 はばへん、きんべん
音読み ふ・呉音
ほ・漢音
訓読み ぬの(外)
用例 毛布(もうふ)
公布(こうふ)
布衣(ほい)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
織物・ぬの 画布・乾布・絹布・財布
平らに敷き広げる 布陣・布石・散布・塗布
広く行き渡らせる 布教・布告・布施・分布 
古代中国の貨幣 布銭・泉布・刀布
なかまのかんじ

ナのある漢字
ナを左払いから書く漢字
巾のある漢字
布のある漢字  希4 布5