書き順  
なりたち
 会意 彳(てき)と省と心とを組み合わせた形。甲骨文字・金文は彳と省とを組み合わせた形。彳は行(十字路の形)の左半分で、行く、歩くの意味。省は目の呪力(じゅりょく・まじないの力)を強めるために眉(まゆ)に飾りをつけ、その強い呪力のある目で巡察すること、見まわることをいう。その目には邪悪なものを祓(はら)い清める呪力があると考えられていた。省に彳を、のちさらに心を加えて、目の呪力・威力を他の地に及ぼすことを徳という。徳はもと目の強い呪力をいう字であったが、その呪力がその人のもともと持っている内面的な、人間的な力に発するものであることが自覚されて、徳の概念が生まれた。徳は、道徳(人の守るべき道、行為の規準)・徳性(生まれつき持っている道徳心)のように「ただしい・よい、めぐみ、めぐむ」などの意味に用いられるようになった。
そのほか
学 年 4年
画 数 14画
部 首 ぎょうにんべん
音読み とく・呉音
とく・漢音
訓読み ただしい(外)、めぐみ(外)
用例 人徳(じんとく)
美徳(びとく)
徳目(とくもく)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
りっぱな行い品性 徳育・道徳・徳行・学徳
すぐれた人格者 碩徳 ・大徳
恩恵 遺徳・恩徳・神徳・報徳 
もうけ 徳用・福徳 
なかまのかんじ

教科の漢字
都道府県の漢字
彳のある漢字
十のある漢字
罒のある漢字
心のある漢字