書き順  
なりたち
 会意 正字は𢓴(たい)に作り、彳(てき)と日と夊(すい)とを組み合わせた形。彳は十字路の形である行くの左半分の形で、少し歩むの意味がある。日は食器の𣪘(き)。夊は、後ろ向きの足あとの形。𢓴は祭祀(さいし・祭り)が終わって、𣪘(き・食器)に盛った供え物をひきさげる形で、「ひく、ひきさげる」の意味となる。退却(しりぞくこと)の退には古くはたい(下図)を用いている。霊の力を持つスイ(下図)を用いて行為を継続するかどうかを占い、占いの結果、継続することを遂といい、退くことをたい(下図)という。のち𢓴・たい(下図)は使われなくなり、退が「ひく、しりぞく」の意味に用いられる。
たい    スイ
そのほか
学 年 6年
画 数 9画
部 首 しんにょう
音読み たい・呉音
たい・漢音
訓読み しりぞ-く、しりぞ-ける
用例 退出(たいしゅつ)
進退(しんたい)
退治(たいじ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
後ろに下がる 退却・退陣・後退・辞退 
そこから去る 早退・退院・退学・退官 
弱まり衰える 退化・退屈・減退・衰退
頽の代用字 退勢・退廃
褪の代用字 退色
なかまのかんじ

艮のある漢字
辶のある漢字