書き順  
なりたち
 会意 もとの字は艁(ぞう)・艁にウ冠を加えたもの・艁に辶を加えたものに作り、艁は舟と告とを組み合わせた形。舟は盤の形。告は木の小枝にさい(神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)をつけて神前に掲げ、神に祈ることをいう。盤に供え物を入れて神に薦(すす)め、祭ることを艁という。艁にウ冠を加えたもの)は祖先を祭る廟(みたまや・宀(べん))の前でその儀礼を行うことを示し、艁に辶を加えたものは廟にお参りしてその儀礼を行うことを示す。それで古くは「いたる」とよみ、廟にお参りすることをいう。造は艁に辶を加えたものの一部を省略した字形である。詣(けい)は神霊が天から降下することをいい、いたるの意味がある。学問・芸術などについての知識や技量が奥深いところまで達していることを造詣という。金文には「終(つひ)に用(もっ)て徳を造(な)す」のように「なす、なしとげる」の意味に用いている。また「新造の貯」(新しく造った蔵)のように、「つくる」の意味にも用いている。造は「いたる、なす、つくる」の意味に用いる。
そのほか
学 年 5年
画 数 10画
部 首 しんにょう
音読み そう(外)、ぞう・呉音
そう(外)・漢音
ぞう・慣用音
訓読み つく-る
用例 造成(ぞうせい)
造材(ぞうざい)
建造(けんぞう)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
物をこしらえる 造花・造船・製造・木造
なす・行う 造反
いたる・きわめる 造詣
あわただしい 造次
古代の姓 伴造(みやつこ)
なかまのかんじ

中国古代の儀式に由来する漢字
口のある漢字
告のある漢字  告4 造5
辶のある漢字