常用漢字
教育漢字
6年
書き順
なりたち
形声 もとの字は錢に作り、音符は戔(せん)。戔は細長い戈(ほこ)を重ねた形で、薄いものを積み重ねた状態をいう。銭は「銅貨、ぜに」の意味に用いるが、「説文」に「銚(すき)なり。古(いにしえ)の田器なり」とあるように、もとは農具の名であった。「詩経、周頌」は神田の耕作を歌う詩で、「乃(なんじ)の錢鎛(せんぱく・すきとくわ)を備えよ」の句がある。のち銭貨(ぜに)の意味となる。初めは小さな刀の形で、刀幣・刀布・刀貨といった。
そのほか
学 年
6年
画 数
14画
部 首
かねへん
音読み
せん、ぜん(外)・呉音
せん・漢音
訓読み
ぜに(中)
用例
路銭(ろせん)
銭湯(せんとう)
集銭(しゅうせん)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
ぜに・かね
金銭・古銭・銅銭・口銭
貨幣の単位
一銭
なかまのかんじ
𠆢のある漢字
金のある漢字
三のある漢字
戈のある漢字
銭-光村図書065.東京書籍127.教育出版下053