常用漢字
教育漢字
5年
書き順
なりたち
形声 音符は戠(しょく)。戠は戈(ほこ)に飾りをつけた形で、赤い織物などにつけてしるしとするという意味があった。金文の字形に首に戠をつけている形があるが、戠を耳につける形が職である。戦場で討ち取った敵の左耳を切り取って戦攻の証拠とするが、その左耳に帛(きぬ)の識(しるし)をつけることを示しているのが職である。識(しるし)をつけて戦功を取り扱うことを職というので、「つかさどる(職務として担当する)」の意味となり、「つとめ、しごと」の意味となる。
そのほか
学 年
5年
画 数
18画
部 首
みみへん
音読み
しき(外)・呉音
しょく・漢音
訓読み
つかさどる(外)
用例
官職(かんしょく)
職印(しょくいん)
職種(しょくしゅ)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
つとめ・役目
職員・職掌・職責 ・重職
いとなみ・仕事
職業・職場・定職・定職
担当する
職域・要職・職務
手先を使う仕事
職工・職人・手職
律令制下の役所名
修理職・中宮職
なかまのかんじ
耳のある漢字
亠のある漢字
立のある漢字
戈のある漢字
日のある漢字
職-光村図書104.東京書籍066.教育出版上056