書き順  
なりたち
 会意 斦(ぎん)と貝(ばい)とを組み合わせた形。斦は二ふりの斤(おの)。貝はもと鼎(かなえ・もと煮炊き用の青銅器で、祭器として用いる。)の形である。二ふりの斤で鼎に銘文を刻みつけるつけることを質といい、銘刻して約束すること、銘刻された質剤(契約書)をいう。それは則が円鼎(えんてい)に刀で重要な契約事項を刻み込むのと同じく、質も重要な約束事を刻みこむことをいう。剤は方鼎(ほうてい)に刀で刻んだ銘文をいう。質・則・剤はみんな鼎に刻み込んだ契約・約束をいう。それで契約の基本になるものであるから本質(そのものの特徴となっている、大事な性質・要素)といい、これによってすべてを質(ただ)すので質正(ただすこと)といい、また基本にさかのぼって事を問うことを質問という。契約・約束というもとの意味から、「なる、ただす、したじ、ひとじち」など多くの意味に使われる字である。
そのほか
学 年 5年
画 数 15画
部 首 かい
音読み しち(中)、ち(高)・呉音
しつ、ち(高)・漢音
訓読み たち(外)、ただ-す(外)
用例 質量(しつりょう)
材質(ざいしつ)
良質(りょうしつ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
もとになるもの 音質・均質・硬質・品質
生まれつき 気質・性質・素質・資質
飾り気がない 質実・質素・質朴
問いただす 質疑・質問
抵当 質屋・言質・人質
なかまのかんじ

斤のある漢字
目のある漢字
八のある漢字
貝のある漢字