書き順  
なりたち
 会意 𠂤(し)と帀(し)とを組み合わせた形。軍が出征するとき、祖先を祭る廟(みたまや)や軍社で肉を供えて戦勝祈願の祭りをし、その祭りの肉(下図の形で、𠂤の字となる。脤肉(しんにく)という)を携えて出発した。軍の駐屯地では壇を作ってその上に脤肉を安置したが、その形が(下図の下に一)である。建物の中に安置するときは官となる。もし軍が分かれて行動するときは、脤肉は軍の守護霊であるから、出征中の各軍は必ず携えなければならない。帀は脤肉を切り分けるときに使う血止めのついた刀で、師はこの刀で脤肉を切り取ることをいう。この脤肉を切り取る権限を持っている者が師で、「軍長・将軍」をいう。また、「軍隊、戦争、いくさ」の意味となる。将軍には古く氏族の長老があたり、現役引退後は、氏族の指導者として若者の教育にあたったので、師は「せんせい」の意味にも用いる。
脤肉
そのほか
学 年 5年
画 数 10画
部 首 はばへん、きんべん
音読み し・呉音
し・漢音
訓読み いくさ(外)、せんせい(外)
用例 師事(しじ)
医師(いし)
漁師(りょうし)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
軍隊 師団・王師・出師 
みやこ 京師 
人を教え導く人 教事・師匠・老師・導師
専門の技術者 絵師・技師・仏師・山師 
なかまのかんじ

時の漢字
𠂤(たい)のある漢字  追3 師5
巾のある漢字