常用漢字
教育漢字
5年
書き順
なりたち
会意 才と士とを組み合わせた形。才は表示として樹てた標木(目印(めじるし)の木)の形。標木の上部に小さな横木をつけ、そこに
さい(神への祈りの文である祝詞(のりと)を入れる器の形)をつける。これによってその場所が聖化され、神聖な場所として「ある」ことをいう。才は神聖な場所であること、神のある所を示す字であるが、それに士(小さな鉞の頭部の形)を聖器してそえて才を守り、神聖な場所としてあることを確認する。才が在のもとの字で、在は神聖なものとして「ある」の意味となり、のちすべて物が「ある」の意味、人が「おる」の意味ともなる。才に子を加え、聖化の儀礼によって子の生存が保障されることを存(ある、いきる)という。
そのほか
学 年
5年
画 数
6画
部 首
つち
音読み
ざい・呉音
さい(外)・漢音
訓読み
あ-る
用例
在席(ざいせき)
実在(じつざい)
所在(しょざい)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
そこにある
在学・現在・存在・自在
住んでいる
在住・在所
いなか
在郷・ 近在
なかまのかんじ
才のある漢字
才2
材4
在5
財5
存6
閉6
ナのある漢字
土のある漢字
在-光村図書046.東京書籍023.教育出版下126