常用漢字
教育漢字
5年
書き順
なりたち
会意 字のもとの形は、古い字形が示すように矢と攴(ぼく・攵)とを組み合わせた形。攴には打つの意味がある。矢を殴(う)って曲がった形の矢がらを正しく直す意味の字である。矢がらを両手で直すのを寅(いん・つつしむ)という。矢の形が直り、正しい結果がえられるので効(いた)すとよみ、正しい形に効(なら)うので倣効(ほうこう・まねすること)といい、倣効の結果を効果(ききめ)という。効は「いたす、ならう、ききめ、きく」の意味となる。いま字形を誤って矢を交とし、常用漢字はさらに攴を力(耒の形)に変えて効としてしているので、字のもとの意味を理解することができなくなっている。
そのほか
学 年
5年
画 数
8画
部 首
ちから
音読み
ぎょう(外)・呉音
こう・漢音
訓読み
き-く
用例
効果(こうか)
有効(ゆうこう)
発効(はっこう)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
ききめ
効率・効力・実効・薬効
力をつくす
効忠・効命
ならう・まねる
効顰 (こうひん)
なかまのかんじ
なべぶたのある漢字
父のある漢字
校1
交2
父2
効5
較
釜
絞
郊
交のある漢字
校1
交2
効5
較
絞
郊
力のある漢字
効-光村図書137.東京書籍051.教育出版上059