書き順  
なりたち
 形声 もとの字は經。音符は巠(けい)。巠は織機にたて糸をかけ渡し、下部に工の形の横木をつけて糸を縦に張った形で、織機のたて糸をいう。これに対し、よこ糸を緯という。両者を合わせて、ことの成り行き、すじみちを経緯という。経緯より経過(通り過ぎること、成り行き)・経験(実際に見たり、聞いたり、やったりすること)の意味となる。たて糸を中心に事を始めるので、経営(事業をいとなむこと)・経始(経営を始めること)という。たて糸はことの基本であるので、儒教で最も基本的で重要なことを書いている書物を経書・経典(けいてん)という、「たていと、たて、へる、すぎる、いとなむ、もと、のり」などの意味に用いる。
そのほか
学 年 5年
画 数 11画
部 首 いとへん
音読み きょう(中)、けい・呉音
けい・漢音
訓読み へ-る
用例 読経 (どきょう)
経衣(きょうえ)
経会(きょうえ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
縦糸・南北 経緯・経線・経度・東経
気血の通路 経絡
~をへる 経過・経由・経歴
おさめる・営む 経営・経国・経済
つね 経常・経費
儒教の経典 経書・経典・詩経・書経
仏教の書 経典・経文・写経
首をくくる 経死
月経 閉経
なかまのかんじ

道具に由来する漢字
小のある漢字
糸のある漢字
又のある漢字
土のある漢字
圣のある漢字 軽3 径4 経5