書き順  
なりたち
 会意 羊と我とを組み合わせた形。我は鋸(のこぎり)の形。羊を鋸で截(き)り、犠牲(いけにえ)とすることをいう。儀式のときに供えるいけにえには、羊を使うことが多く、鋸で二つに切り離して供えた。それは羊の内蔵をも含めて、すべて犠牲として完全であることを示すためで、毛なみや角(つの)・蹄(ひづめ)などに欠陥がないだけでなく、内蔵にも何らかの病気もないことを示すためであったと思われる。それで神などに供える犠牲としての条件においてすべて欠陥のないことを「義(ただ)しい」という。犠牲として正しいものであることを義といい、のちすべて「ただしい、よい」の意味を用いる。犠牲の犠のもとの字は羲(ぎ・ぎせい)。羲は犠牲にする羊を我(鋸)で切ったとき、その下に後ろ足が垂れている形で、丂(こう)がその垂れている足の形である。義は犠牲の羊であり、犠は牛など他の動物の犠牲も含めていう字である。
そのほか
学 年 5年
画 数 13画
部 首 ひつじ
音読み ぎ・呉音
ぎ・漢音
訓読み ただ-しい(外)、よ-い(外)
用例 意義(いぎ)
主義(しゅぎ)
信義(しんぎ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
正しい筋道 義務・義理・大義・忠義
公共のためにする 義塾・義倉・義捐金
意味・主旨 教義・原義・字義・語義
血縁でない関係 義姉・義父・義兄弟
実物のかわり 義眼・義歯・義足
儒教の徳目
なかまのかんじ

三のある漢字
羊のある漢字
戈のある漢字
我のある漢字  議4 義5 我6