書き順  
なりたち
 形声 古い字は𢓸(おう)に作り、音符は𡉚(おう)。𡉚が往のもとの字であった。𡉚は王(王位の象徴である儀式用の道具としての鉞(まさかり)の頭部の形)の上に之(し・足あとの形で、行くの意味)をそえた形。王の命令で旅に出るときには、王位の象徴である神聖な鉞の上に足を乗せる儀式をし、鉞の霊の力、威力を身に移して出発した。それで𡉚に「ゆく」の意味がある。のち、歩くの彳(てき)を合わせて往となり、「ゆく」の意味となる。「ゆく」の意味を時間の関係にも用いて、「むかし」の意味にも使う。
そのほか
学 年 5年
画 数 8画
部 首 ぎょうにんべん
音読み おう・呉音
おう・漢音
訓読み ゆ-く
用例 往時(おうじ)
往来(おうらい)
往路(おうろ)
漢字の意味、意義、熟語

意 味 ことば
いく・すすむ 往復・勇往・右往左往
むかし 往古・往昔・往年・既往
これから先 以往
おりおり 往往
なかまのかんじ

武器に由来する漢字
彳のある漢字
玉 王のある漢字
主のある漢字  主3 住3 注3 柱3 往5