常用漢字
書き順
なりたち
形声 もとの字は溪に作り、音符は奚(けい)。字はまた谿(けい)・磎(けい)に作り、山間の谷の流れ、「たに」をいう。そのような渓谷(谷間・たにま)の水は清らかであるので、そこに生える水草は祭祀(さいし・祭り)のときに神に供えられ、「㵎谿(かんけい・渓流)沼沚(しょうし・沼のほとり)の毛(水草)」を神に供えたことが古い書物にみえる。奚は人が辮髪(べんぱつ・頭髪の周囲を剃(そ)り、残った中央の髪を編んで細長く垂らした男の髪型)をした形であるので、細くよれよれした状態をいう字であろう。
そのほか
画 数
11画
部 首
さんずい
音読み
け(外)・呉音
けい・漢音
訓読み
たに(外)
用例
渓間(けいかん)
渓水(けいすい)
渓声(けいせい)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
谷川。たに
渓谷・渓流・雪渓・渓泉
なかまのかんじ
自然の漢字
氵のある漢字
爪のある漢字
ナのある漢字
大のある漢字
夫のある漢字
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