常用漢字
書き順
なりたち
形声 音符は禺(ぐ)。禺は、顒然(ぎょうぜん・じっと坐っている様子して)として、うずくまるような姿の動物の形。神像や人に似せて作った木偶・土偶は、頭部がやや大きい形に作られることが多い。それは神秘的で不思議なものとして畏(おそ)れられていた。𨸏(ふ。阝・もとの形は
)は神が天に渉(のぼ)り降りするときに使う神の梯(はしご)の形であり、そこに不思議な形の禺を置くのは、隅が神聖にして接近してはならぬところであるからである。それで隅は、「すみ・くま(川や道の曲がって入りこんだ所。奥まって隠れた所)・かど」の意味となる。
そのほか
画 数
12画
部 首
こざとへん
音読み
ぐ(外)・呉音
ぐ(外)・漢音
ぐう・慣用音
訓読み
すみ
用例
隅曲(ぐうきょく)
一隅(いちぐう)
片隅(へんぐう)
漢字の意味、意義、熟語
意 味
ことば
すみ。かたすみ
隅奥・海隅・四隅・辺隅
大隅の 国
隅州・薩隅
なかまのかんじ
阝のある漢字
甲のある漢字
押
愚
偶
遇
隅
甲
岬
田のある漢字
冂のある漢字
禸のある漢字
属5
愚
偶
遇
隅
嘱
璃
離
m